【創作】反応や感想について(再掲)

創作

こちらはnote(退会済み)に掲載していた記事を再掲載したものとなります。

こんにちは!

最近は創作活動から距離を置いているのですが

自分が経験したことの気持ちの整理として書いていきます。

創作活動をしているとぶつかる話題として

  • 反応(いいねなど)の数が気になる
  • 感想が来る、来ない

・・あると思います!(岩手在住の芸人さんより)

※これは、あくまで趣味・同人範囲の内容であり

商業(あるいは創作活動で生計を立てている)の場合だと

また別の話になってくると思います。ご了承ください。

反応について

私は、反応があればありがとう!

と思うけれど、基本ないものと考えています。

また、反応を作品制作の原動力や方向を決める材料にしないようにしています。

あればいいなと感じたことで、良かった経験がないからです。

反応は基本「ない」ものと思ったほうが楽

私的に反応は基本ないものだと考えています。

なぜかというと、ネット上で私は有名ではないからです。

インフルエンサーだったり、商業活動していれば別ですが

ただ趣味でやっている個人を知ってくれている人なんてめったにいません。

何者か知らないけれど、作品は素敵!と思ってもらえるのは

相当実力がある方じゃないと無理なんじゃないかなと考えています。

いいねあるといいなってそわそわすると

なかったときの落胆やダメージが結構大きいです。

考えるとしたら、いいねはないもの!と割り切るか

あればラッキーと思うくらいがちょうどいいかなと感じます。

理想としては自分で自分を褒めてあげられることではないでしょうか。

そのことが自分の努力、自分の作品、自分の現状を受け入れることにもつながると考えます。

ずっとSNSのいいねで悩んできました。

反応がないのはいいけれど

反応がないことが不特定多数に見える状況を何とかして、と。

自分が不適切なことをしているわけではないのに

なんだか悪いことをしてしまった気持ちになって

それ以来、SNSで自分の作品を投稿しなくなりました。

悩む原因になるくらいならば、ないと思った方が楽です。

だからこそ、1つのいいねが嬉しいものになるのではないでしょうか。

どんな相手に対しても常にいいねできるわけじゃない

私も長年の付き合いの友人がいて

趣味で絵を描いたり仕事で絵を描いていたり色んな人がいます。

ただ、私も友人の活動を常に追えているわけではないです。

できるだけ追いたいけれど、仕事疲れ、SNS疲れで負けてます。

常に追いかけることは、かんたんなようで難しいのです。

どんなに身近な存在でも

自分のことでいっぱいっぱいになると

他人を応援する・作品を見る余裕って案外ありません。

数字、いいねだけが評価・目的ではない

いいね数が多いからこの作品はすごい!というわけではないし

いいねされているからこの作品はすごい!というわけでもありません。

バズっているもの(流行)について祖母と話したことがあります。

その人にとって使いやすいものであって

自分にとって使いやすいかどうかは別の話だ

という結論がすごくスッキリしました。

これは、SNSでも同じことが言えると思っていまして

自分の好きな作品は、SNSでたくさんいいねされているから好きではなくて

自分で見て気に入ったから好き、ではないでしょうか?

発言も、この人が言っているからOK、では信者に近いと思っています。

フォロワー数が少なくても正しいことを言っている人はいますし

フォロワー数が多いと思ったら広告ばかりのスパムアカウントなんてこともあります。

フォロワー数の多さが全てではないことは、さいとうなおき先生の動画でも触れられています。

SNSでいいねがもらえないからダメ、ということではないこと

SNS依存の危険性はディープブリザードさんのれでぃくろでも回答されています。

反応を意識しすぎると目的がすり替わる危険性

いいねが多かった作品の続きを書こう

いいねがあるから・・・

となると、本来自分でやりたかったはずが

いいねをもらうための表現活動にすり替わってしまう危険性もあります。

反応を意識しすぎたり、いいねの数を意識しすぎると

自分ではコントロールできないもの(いいねは他人が押すので)

に依存したり、意思を委ねてしまい、やりたかったことができなくなります。

WEB拍手というツールが流行したときにも危険性をとなえた文章が発表されていました。

(リンク先はミラー版)

Web拍手の罠 〜心を支配されないために〜site.g2.xrea.com

感想について

感想を送るハードルの高さ

  • まず作品を見る
  • 感じたことを文章にする
  • 作者に送る
  • 作者が受け取る

の流れで感想は届けられるのですがハードル高いですね。

というのも、1枚のイラストだと色使いとか隅々まで見ているし

小説やボイスドラマだと話を最後まで聞いたうえで感じたことを・・

となると作品を見る時間と文章を書く労力がすごくかかります。

作品だけではなく、送る相手のことも見ています。

相手の方が感想にどう対応しているかを見るときもあります。

感想欲しい、感想こないというのは簡単なのですが

感想を送る側もなかなかハードなんだよ

ということは片隅においてほしいと思います。

感想を受け取る器の広さ

これは人によると思うのですが

感想ってある意味文章作品を読むような感じじゃないですか。

なので、フレンドリーな文章から真剣な文章まで色々届きます。

それをすべてありがとう!と受け取れるならばいいのです。

しかし、たまにやんちゃな人もいらっしゃいますので

スルーしなきゃいけないときもあります。

ありがとうと言えるときもあれば

うーんとなることもまったくないとは言えないので

感想ほしいと思うならば、ある程度器の広さと

スルースキルは問われるかな、と思います。

丁寧すぎても雑すぎてもダメが難しい

私が感想を書いていたときはX(旧Twiter)の

1ポストの文字数ギリギリまで書いていたことが多かったので

なかなか重たいやつと思われていたことでしょう。

かといって、ざっくり一言二言でも

そっけない感じに見えるだろうし・・とつい長くなりがちでした。

でもSNSは短い文章が多いので

ふとこぼれた文章でも嬉しいと思ってくれる方もいるようです。

今はSNSで感想を送るのではなく

商業で活動されている方にはファンレターを送ったり

pixivFANBOXなどで支援してそこからコメントを送っています。

自分の話をする時間ではない

感想もファンレターも作品の話を中心に行い

自分の話はしないようにしています。

感想を伝えたいのであって

自分の話を聞いてほしいわけではないですから。

自分の話を突然された作者さんは困惑するでしょうし

嬉しい気持ちにはならないはず。

感想は感想を言う時間だと思って

作品の良いところや応援している気持ちをいっぱい伝えるべきと思います。

感想の扱い方について

ひとつひとつの感想は誰かが時間を作って書いてくれたもの。
だからこそ、すべてにありがとうの気持ちを持つことは大切。
(受け取って傷つくものは別だと思います)

文章の内容によって文字数の差があっても
嬉しい内容であれば、ありがとうという気持ち大事。

感想をもらったのに、感想が足りない、感想が来ない
と言うと送ってくれた方に失礼になるので
もっと欲しいと思っても表に出さないようにする配慮は必要だなと痛感しています。

私の場合、感想に対して丁寧に返しすぎて

相手の方に気を遣わせてしまったこともあるので

適度な距離感での対応は求められるなあと感じています。

それでも「反応」「感想」は欲しい場合

いいねお気軽に、感想は欲しいという意思表示を行う

感想OK,欲しい!という意思表示は自由に行っていいと思います。

逆になければ、あ、感想送っちゃダメなんだと気にする方もいらっしゃいます。

欲しいものは正直に欲しいと言ってみましょう。

ただし、相手に失礼にならないように・・。

自分の作品をアピールしたり自分も感想を送る

自分から行動を起こしているうちに自分に返ってくるかも?

自分から感想を送ることで感想を送る側の大変さも分かるし

作品の良さ、人の良さを知るきっかけにはなるのでおすすめ。

SNSを本格的に宣伝の場として使ってみる

これはSNS依存症にならないように

SNSとしっかり付き合うことが求められるので上級者向き、と思いました。

発信する内容の見直しを繰り返し行うことになりそうなので

長期的にへこたれない人だったらやってみてもいいんじゃないかなあと。

最後に

私は個人サイトとともに育った世代なのですが

Twitterが流行するようになってから反応などに悩むことは増えました。

しかし、個人サイト時代から掲示板の書き込み数を気にしていたこともあり

あまり自己肯定感が高い方ではなかったのだと思います。

反応がないと落ち込むくらいなら、

自分のサイトで作品を管理していこうと決め、

今はSNSに作品の投稿はしていません。

(画像投稿サイトやポートフォリオサイトの活用はしています)

その方法を取るようになってから、サイトにちょっとでも

人が来ていると分かると感謝できるようになりました。

今は科学の発達や情報を発信してくれる方のおかげで

SNS依存症やSNSの仕組みについて分かりやすくなってきています。

創作活動で議論されやすい感想についてもいろいろな方が思いを投稿しています。

私が投稿した内容もあくまでそのひとつであり正解というわけではありません。

ただ、感想がほしいならそれに向かって

努力したり自分にできることはするべきだし

自分でなんとかならないいいね数で悩むくらいなら

ないものだと割り切るなど考えないほうが楽じゃないかなと私は思っています。

コミュニケーションって難しいですねえ。

ここまでお読みいただきありがとうございます!

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