【創作】自分には創作活動しかない!と思い込む前に

創作

こんにちは! 麦星すばるです。

創作活動をされている方で

私には創作活動しかない、お絵描きしかない、ゲーム制作しかない

と発言されている方を見かけることがあります。

けれど、本当にそうなのでしょうか?

そういう方のSNSを見ていると

うまく行っていない様子だけが見えたり

必ずしも創作活動で結果を残せているように見えないこともあります。

それでも、私には創作活動しかないと踏ん張る方もいます。

私もその一人でした。

自分には絵しかない!ゲーム制作しかない!

そう思っていたけれど、結果は残せず。

少し離れている間に

これは趣味だからできていたことなんだ

と我に返り、今に至ります。

ここでいう創作活動しかないとは

自分を追い詰めて言っていたり創作活動を義務的に行っていたり

楽しみがそれしかないことにより視野が狭まっていることを心配したもののことを指します。

それで問題もなく日々過ごせている方は問題ないです。

創作活動しかない!と思い込んでしまうケース

個人的に創作活動しかないと思い込んでしまうケースは・・

  • うまくいっていると思い込んでしまう
  • 自分はできる!と歪んだ自信を持ってしまう
  • 創作活動以外にやること、やりたいことがない
  • 創作活動を辞めると何も残らないと思い込んでしまう

に当てはまる状況ではないかな、と考えます。

また、これしかない!と決めつけてしまうとき

精神的に危うい状態だったり衝動的になっている可能性もあるので注意が必要です。

これはあくまで私の経験に基づく話です。医療的な視点では書いておりません。
不安な場合は専門家の方にご相談ください。

うまくいっている、自分はできると思い込む

創作活動に打ち込んでいると、やらなくちゃ!という使命感や

自分はできるんだ!と過度に自信を持ちやすいです。

今はSNSの反応で一喜一憂しやすいですから

SNSでちょっとでも反応が良ければ

そのことによって、私には創作活動があるんだ!

と度が過ぎた思い込みが発生することがあります。

創作活動以外のことが目に入らない状況になる、ともいえます。

創作活動以外にやることがない場合

何らかの事情で一人で過ごす時間が多い方は比較的自分だけの時間を作りやすいです。

その結果、仕事ではないけれど、やることが創作活動しかない状態になってしまう方もいます。

もちろん、創作活動をモチベーションに働いている方もいらっしゃるのですが

働いている場合は創作活動の他に仕事があるわけですから

創作活動以外の活動もしていることになります。

問題なのは、仕事もない状態で、仕事としてではなく趣味で創作活動をしている場合です。

こういう状況だと、仕事による収入源がないため

自分には創作活動しかないと思い込んでしまいやすいです。

私も過去に仕事をやめて、求職中だったことがあるのですが

その時に、絵の練習などをしていたことがあります。

けれど、実力不足を痛感し、創作活動を通して仕事をするのは無理だなと思いました。

創作活動をやめると何も残らないと思い込んでしまう

創作活動をやめると自分には何も残らない、取り柄がないと思い込んでいる方もいます。

実際、そんなことないですよ。

私も創作活動がしんどくなれば年単位で創作活動から距離を置いています。

絵を描くことも2年くらいやめたことが何度かありますし

ゲーム制作も4年近く止まっていたことがあります。

距離を置くことで、その間に経験したことが創作活動に活かせたり

気持ちを休めることにもつながるので

自分には創作活動しかないと思い込んでいる人こそ

一旦創作活動から距離をおいてほしいなと思います。

創作活動しかないと思っている人は

それだけ自分の創作活動に自信や愛着、楽しみがあることだと思うのですが

一度やめたところで、これまで作ったものや経験が消えるわけではありません。

感覚を取り戻すまでに時間がかかることはあります。

けれど完全に忘れているわけではありません。

私も最初ペンタブを動かすのが大変でしたが感覚では覚えていたようで

落書き程度のものから入り、少しずつ絵が描けるようになってきています。

違うことをして気分転換や違う視野を見る

創作活動に打ち込んでいると、どうしても作るだけになりがちで視野が狭くなります。

資料などを見て定期的にインプットできている方もいますが

自分の創作だけ見て、作っていると、どうしても視野が狭くなります。

創作活動を休んでいた頃は

刑事ドラマ(相棒とか科捜研の女とか)をひたすら見たり

自分で描くことは休んでいてもイラスト鑑賞(SNSではなく画集やイラスト雑誌)をしたり

ゲーム(Switchやソシャゲ)をしたり、アイドル・・

とにかく色んな作品を見る側に回っていました。

あと、私はぬいぐるみと暮らしているので私の代わりに発信してもらったり

ぬいぐるみの写真を撮ったり・・は創作活動を休んでいた頃に始めたことです。

今はYoutubeもいろんなチャンネルがありますから、配信を見ても退屈しないかもしれません。

違う視野で得た経験が創作活動に役立ったケース

創作活動で役立ったこととして、私の作品で「ぷらり、ね。」という作品があります。

その作品には劇団や芸能事務所も登場するのですが

これらの設定は、芸能事務所に関してはハロプロにハマっていたときの経験を活かし

劇団は声優さんにハマっていて声優事務所のサイト巡りをしていたことがあったので

その経験を活かして考えたものになります。

画家や役者に関しても自分のお絵描き経験だったり

声優さんについて調べていた頃の経験が活きています。

どうしたら創作活動しかない!という考えを避けられるのか?

じゃあ、どうしたら創作活動しかない!

という考えをしなくて済むのかを自分なりに考えてみました。

  • 創作活動以外の趣味や活動・コミュニケーションの場を持つこと
  • インプットとアウトプットのバランスを調整する
  • 創作活動を休む(やめる、ではない)

この3つが大切かなと感じました。

創作活動以外の趣味や活動・コミュニケーションの場を持つこと

個人的に創作活動以外の趣味や

活動・コミュニケーションの場(職場も含む)を持つことが大切ではないかなと思います。

先程も触れましたが、創作活動だけする・自分の作品だけを見ていると視野が狭くなります。

人と会話をしない(関わらない)と閉じこもってしまいます。

私はテレビ番組やゲームなどを挙げましたが、散歩や外の景色を見るでもOKです。

理想としては自然に触れるものだったり、笑ったりニッコリできるものです。

別に笑うことだからといって、お笑いを見たりコメディ番組を見ろというものではありません。

笑って声に出したり、ニコッとして硬い表情を和らげたりすることが大切だと思っています。

インプットが目的の場合はドラマ、映画、漫画など作品に触れることがおすすめですが

色んな作品を新品で手に取ろうとすると、費用がかかります。

なので、映像だったらAmazonプライム・ビデオ、音楽だったらSpotifyなど

サブスクリプションや漫画アプリなどを活用することもありです。

コミュニケーションに関しては、できるだけ対人をおすすめします。

ネット上のコミュニケーションは文字だけのやり取りであり

言葉のニュアンスが違うだけで行き違いになったり

個人情報に関わる部分をぼかす関係で正確なやり取りができないことがあります。

また、SNSでの交流は数字や他の方の作品が流れてくることなどで

SNS疲れにもつながるリスクがあります。

この記事で触れているような自分には創作活動しかない!と思ってしまう方にはおすすめできません。

SNSから距離をおいて自分のペースで発信をしつつ交流もしたい方はブログがおすすめです。

私はWordpressを使っていますが、いろんなブログサービスが存在します。

その中には交流に特化しているブログサービスもありますので

お好みのものをぜひ探してみてください。

誰かのブログにコメントすることに苦手意識がない方は

ブログ村などで好きな文章を書いている方を見つけてコメントしてみてはいかがでしょうか。

インターネットをコミュニケーションを取るために使う場合

SNSでもブログでも話しかけられるのを待つのではなく

自分からコメントを始めないと交流が始まらない可能性もあります。

友人から聞いたのですが、有料のコミュニティを活用していると言っていました。

(身バレがあるからかサービス名までは分かりませんでした。有料、日記が書けて雑談用の掲示板が存在するところだそうです。どんなところだろう?)

コミュニティとは異なりますが過去にゲーム内に存在する

チームの掲示板でやり取りをしていたことがあります。

そのメンバーと実際に会って一緒にライブ(現地)に行ったりもしました。

ゲームをされている方はチームやグループ内のチャットもコミュニケーションに活用できますね。

Youtubeなどの配信へのコメントに関しては必ずしも読まれる保証がないので

これはコミュニケーションというよりは盛り上げに近いかと思います。

(配信は距離が近くて見れないビビリなので疎いのですが・・)

インプットとアウトプットのバランスを調整する

次に、インプットとアウトプットのバランスを調整することです。

絵の場合のお話をします。

スランプなどの場合、距離を置く意味でも他人の作品を見ないことがいいいこともありますが

私は絵を描くことが嫌な時期でも絵を見ることはやめませんでした。嫌いにもなれませんでした。

SNSで絵を見たのではなく、雑誌や画集を中心に見ていました。

数字を気にしたり、誰かと比べることもせず、憧れの方の作品を見て

この人の絵はいいなあ、どうしてだろう?と落ち着いて考えられるので良かったです。

デメリットとしてはひとりの絵だけひたすら見ていると視野が狭くなり

絵柄が自然とその人に寄ったものになる可能性もあるため

3人くらいの方の絵を見るのがちょうどいいかな、と感じています。

イラストレーターさんがイラスト連載している雑誌もありますので

いろんな方の絵を見たいという場合は雑誌が早いこともあります。

ただし、イラスト投稿が中心の雑誌は自分と他人を比べてしまう場合もあるので注意。

練習でイラストレーターさんの絵を参考に

こっそり練習することはアウトプットにもなるし

(模写やトレースをネット上に投稿するのはアウトです)

画集などを見ることはインプットになります。

アウトプットとインプットの循環をすることで

自分の作ったものだけではなく、他人の作ったものに触れることができます。

そのことによって、視野が狭くなるのを防ぐことができます。

創作活動を休む

1日でもいいから創作活動を休む期間を作ることです。

毎日創作のことを考えるのが楽しい!楽しみ!わくわく!という状態ならいいんです。

ただ、作らなくちゃとか義務感やプレッシャーに囚われているときは危険です。

だからこそ、息抜きといいますか、休憩する時間、考えない時間が必要なんです。

私は自宅に仕事のことを持ち込むのが嫌いなので

自宅で仕事のことについて考えないようにしています。

考えると不安でいっぱいで眠れなくなったり、仕事の夢を見たり、体調を崩します。

逆に職場では創作活動のことは持ち込みません。

今の職場では先輩に趣味で絵を描くことがあると話したことはあるのですが

それ以外の場で話したことはないですし、自分から話したこともありません。

一応、雇用関係に関わる方には副業関連の確認もあり正直に伝えました。

私は基本平日は仕事疲れや就寝時間の早さで作業ができないので

作業できるのは土日祝日のみです。

けれど、平日休んでも土日祝日もガッツリ休むことがあります。

体調不良で休んだり、インプットでゲームするから休むだったり

割と自由にやっております。

なので、創作活動しかない!という考えの方や

ガッチガチに創作に打ち込んでる方とは気が合わないかもしれません。

その時の生活環境的に創作に打ち込みづらい場合も休みます。

近所で草刈りをしていれば、草刈り機の音がうるさくてヘッドホンでも防げないし

1階にいる家族がなにか音を出していると2階にいても聞こえるので

それがうるさくて気が散ることもあり、作業できないこともあります。

音に関することで作業ができないのは私が聴覚過敏であり

遮音性のあるヘッドホンをつけていないと自宅でも過ごせないことがあるからです。

できないときはこうしてブログに自分の心境を書いてみたり

ブログの存在やSNSの存在でパソコンにいるのが疲れるときは

敢えてスマホ(SNSのアプリはぬいぐるみ専用アプリしか入れてません)を触りながら

布団でゴロゴロしたりしています(寝る前にやるのはよろしくないけれどね・・)

ぬいぐるみと一緒にいると癒やされますし、手触りで和んだりするのでおすすめです。

やめる・続けるは休んで距離をおいてから決めても問題ない

やめるのではなく、まずは休むこと。

休んでみて、やっぱり創作したい!と思えば戻ればいいし

楽しくないやと思ったり、違うことに夢中なら一度やめればいいのです。

衝動的にやめるのではなく、やめるかどうかを考えるためにも休んでからが大切です。

気づいたらやらなくなっていたパターンもありますが

衝動的に決断したくなるときは精神的に落ち着いていないことが多いです。

これは何事にも言えます。

SNSも休んでいいんです。やめたっていいんです。

仕事が辛ければ転職を視野に入れてもいいんです。

(私も実際ブラック企業を辞めてきているので)

成果は出てなくても自分はできる!と続けるのも自分ですし

辛いけれど無理して続ける選択をしているのも自分です。

だからこそ、今一度自分がしている創作活動は

自分のペースに合っているか? 勢いでやりすぎていないか?

を考えてほしいなと思います。

共感できた記事を見つけましたので共有させてください。

こういう事を言いたかった・・!!と思う内容でした。

創作活動に限らず、行き詰まっていることがある方はぜひ読んでみてください。

最後に

自分には創作活動しかない!と言っている方を見て感じたことを記事にしました。

仕事で創作活動しかない!と言っている方と

趣味が創作活動しかない!と言っている方だと事情が変わってくるので

自分が経験したことや思っていることを書きました。

創作活動しかない!と言っている人ほど

視野が狭くなりがちな傾向がありますし

実際、自分もそうでした。

創作活動はインプットとアウトプットのバランスが大切になるので

作ってばかり、見てばかりの偏りが出てしまうと

作りすぎたり、作れなくなったりします。

だからこそ、休んだり距離をおいたり違うことに目を向けることが大切ではないかと考えます。

ここまでお読みいただきありがとうございます!

なにかございましたらどうぞ(いいねだけでもOK)

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